精選版 日本国語大辞典 「飛鳥・明日香」の意味・読み・例文・類語
あすか【飛鳥・明日香】
[一] 奈良県高市郡明日香村付近一帯の称。北は大和三山にかぎられ、中央を飛鳥川が流れる。豊浦宮に推古天皇が即位して後百余年間都が置かれた。飛鳥浄御原宮(あすかのきよみはらみや)、橘寺、高松塚古墳、マルコ山古墳のほか、多くの史跡に富む。歌枕。
※万葉(8C後)一・七八「飛鳥(とぶとり)の明日香(あすか)の里を置きて去(い)なば君があたりは見えずかもあらむ」
[二] 「あすかやま(飛鳥山)(一)」の略。
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