飯田蓬室(読み)いいだほうしつ

世界大百科事典(旧版)内の飯田蓬室の言及

【飯田武郷】より

…幕末・明治の国学者。通称彦介,のち守人(もりと)。号は蓬室。信濃高島藩の江戸邸に生まれる。歌を海野游翁に学び,平田銕胤(かねたね)の門人となる。幕末期には尊王攘夷思想を奉じて,勤王の志士と往来,奔走した。維新後は,皇学所御用掛,高島藩皇学所教授などを経て,気比神宮ほか各地の大社の宮司を歴任,さらに東大教授,国学院講師などを務めた。畢生(ひつせい)の大著《日本書紀通釈》は48年の歳月を費やして,1899年に完成。…

※「飯田蓬室」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android