飯盛山（福島県）(いいもりやま)とは？意味や使い方

日本大百科全書(ニッポニカ) 「飯盛山（福島県）」の意味・わかりやすい解説

福島県中央部、会津若松市にある山。標高370メートル。この山の山麓(さんろく)部の緩斜地が、戊辰戦争(ぼしん)のとき会津藩の白虎隊(びゃっこたい)20名が自刃した地として知られる。若松城下からの白河街道（江戸街道）滝沢口近くに位置し、隊士の墓や厳島(いつくしま)神社、宇賀(うが)神社、円通三匝堂(さんそうどう)（さざえ堂）がある。

［安田初雄］

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について　情報 | 凡例

今日のキーワード

血液中の脂質（トリグリセリド、コレステロールなど）濃度が基準値の範囲内にない状態（脂質異常症）に対し用いられる薬剤。スタチン（HMG-CoA還元酵素阻害薬）、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン（陰...