飯高六箇寺(読み)いいだかろっかじ

世界大百科事典(旧版)内の飯高六箇寺の言及

【永源寺】より

…寂室の弟子弥天永釈,越渓秀格,霊仲禅英,松嶺道秀は,おのおの永安(ようあん)寺,退蔵寺,曹源寺,興源寺を境内に建立して門派を形成し,この永源四派が輪番住持制で永源寺を管理した。また永安寺以下4塔頭(たつちゆう)に含空院(開山塔),永源寺を加えて〈飯高六箇寺〉と称した。応仁の乱時には横川景三,景徐周麟などが難を避けて来地し,1526年(大永6)には連歌師宗長が訪れているが,63年(永禄6)兵火にあい,71年(元亀2)には織田信長に焼かれて衰退した。…

※「飯高六箇寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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