飴ノ鳥(読み)あめのとり

世界大百科事典(旧版)内の飴ノ鳥の言及

【あめ売(飴売)】より

…両手でおさえながら形をつくり,紅や青で彩色する。もっぱら鳥の形をつくったものと見え,〈今世モ飴ノ鳥ト云テ飴細工ノ惣名トス〉と《守貞漫稿》はいっている。あめ細工を曲芸ふうにして見せたのがあめの曲吹きで,安永年間(1772‐81)には葺屋(ふきや)町の小芝居に出演したものもあったという。…

※「飴ノ鳥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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