餓鬼病(読み)がきやみ

精選版 日本国語大辞典 「餓鬼病」の意味・読み・例文・類語

がき‐やみ【餓鬼病】

〘名〙
① いつも空腹感に苦しんで食物を欲しがる病気
記念碑(1955)〈堀田善衛〉「人々は空腹に堪えかねて、一様に餓鬼病(ガキヤミ)を患っているような有様であったが」
ハンセン病を言った語。〔浄瑠璃小栗判官車街道(1738)〕

がき‐びょう ‥ビャウ【餓鬼病】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「餓鬼病」の意味・読み・例文・類語

がき‐びょう〔‐ビヤウ〕【餓鬼病】

餓鬼病がきや」に同じ。
「―を病み候ふぞ」〈著聞集一六

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