香の菓(読み)カクノコノミ

デジタル大辞泉 「香の菓」の意味・読み・例文・類語

かく‐の‐このみ【香の菓】

《香りのよい果実の意》たちばなの果実。かくのみ。
多遅摩毛理たぢまもり常世とこよの国に遣はして、時じくの―を求めしめ給ひき」〈・中〉

かく‐の‐み【香の菓】

かくのこのみ(香の菓)」に同じ。
非時ときじくの―を求めしむ」〈垂仁紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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