馬 致遠(読み)ばちえん

旺文社世界史事典 三訂版 「馬 致遠」の解説

馬 致遠
ばちえん

生没年不詳
13世紀に活躍した元の戯曲作家
号は東籬 (とうり) 。大都(現在の北京)の人。若いとき任官したが,のち詩曲に親しむ。関漢卿 (かんかんけい) らと並ぶ元の四大家ひとり。漢の王昭君主題とした『漢宮秋』『黄梁夢 (こうりようむ) 』が有名。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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