馬田柳浪(読み)うまた りゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「馬田柳浪」の解説

馬田柳浪 うまた-りゅうろう

?-? 江戸時代後期の戯作(げさく)者。
筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩儒広津藍渓(ひろつ-らんけい)の次男大坂にでて医を業とする。中国小説に通じ読み本をこのんだ。文化7年(1810)「朧月夜(おぼろづきよ)物語」,8年「朝顔日記」をあらわした。一説に文政元年(1818)10月20日死去。名は昌調,弘麟。字(あざな)は国端。別号に稗海亭(はいかいてい),雨香園など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android