駄句(読み)ダク

デジタル大辞泉 「駄句」の意味・読み・例文・類語

だ‐く【駄句】

つまらない俳句。へたな俳句。自分の俳句を謙遜していうときにも用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駄句」の意味・読み・例文・類語

だく・る【駄句】

〘自ラ五(四)〙 (「駄句」を動詞化した語) 駄句を作る。へたな俳句をひねる。
※兎糞録(1913)〈和田垣謙三〉三二「予駄句って曰く、しほからと呼べどネツカラ答無し川尻ならでこれも四苦尻」
ロシアに入る(1924)〈荒畑寒村チタ滞在日本は桜さかんを今日の雪 と駄句る」

だ‐く【駄句】

〘名〙 つまらない俳句。へたな句。
※棒三昧(1895)〈正岡子規〉「芭蕉翁 に駄句多しとは普通の学問ありて俳諧に入る者は皆之を知れり」

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