駑鈍(読み)ドドン

デジタル大辞泉 「駑鈍」の意味・読み・例文・類語

ど‐どん【×駑鈍】

[名・形動]才がにぶく、知恵が足りないこと。また、そのさま。愚鈍。
「虐王に遇うても叛を謀らざるが如き、―なる根性とは」〈永峰秀樹訳・代議政体

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精選版 日本国語大辞典 「駑鈍」の意味・読み・例文・類語

ど‐どん【駑鈍】

〘名〙 (形動) 才が鈍く知恵が足りないこと。愚かで働きがないこと。また、そのさま。愚鈍。
※雲壑猿吟(1429頃)寄真福在先首座「駑鈍雖千里足。何時親炙得升堂」 〔諸葛亮‐前出師表〕

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普及版 字通 「駑鈍」の読み・字形・画数・意味

【駑鈍】どどん

不才。駑下。蜀・諸亮〔出師の表〕庶(ねが)はくは駑鈍を竭(つく)し、姦凶攘除(じやうぢよ)し、室を興復して、さん。

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