精選版 日本国語大辞典 「駒井卓」の意味・読み・例文・類語
こまい‐たく【駒井卓】
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日本におけるショウジョウバエの遺伝学や人類遺伝学の草分け的存在の一人。兵庫県姫路市生まれ。姫路中学から東京高等師範学校博物学科を卒業、1917年(大正6)東京帝国大学理学部動物学科選科修了。1920年京都帝国大学理学部助教授となり、その後、アメリカのコロンビア大学のモーガンの下でショウジョウバエの研究を行い、日本におけるこの分野の研究の端緒を開いた。京都大学教授、同理学部長、東京大学教授をも兼任。日本学士院会員、日本学術会議会員、日本遺伝学会長も務め、国立遺伝学研究所部長として、設立まもない同研究所の基礎確立に大きな役割を果たした。甲殻綱口脚類や腔腸(こうちょう)動物のクシクラゲ類、原索動物などの分類学、発生学の研究や、チョウ、ショウジョウバエ、テントウムシなどの昆虫やカタツムリ、ネコさらにはヒトの細胞学および遺伝学的研究に大きな貢献をした。著書に『日本人を主とした人間の遺伝』(1951)、『人類を主とした遺伝学』(1952)、『遺伝学に基づく生物の進化』(1963)、『人類の遺伝学』(1966)など多数がある。
[黒田行昭]
遺伝学者。姫路市の生れ。旧姓福田。1908年東京高等師範学校,17年東京帝国大学理学部動物学科選科卒。20年京都大学助教授,25年同教授。のち国立遺伝学研究所生理遺伝部長。1923年よりコロンビア大学に留学,T.H.モーガンに学び,ショウジョウバエ遺伝学を日本へ導入。人類遺伝に関心を示し,日本人の遺伝的特性について研究。また集団遺伝学の先駆的研究も行う。日本の遺伝学界をつくりあげた一人。
執筆者:鈴木 善次
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