驚愕交響曲(読み)きょうがくこうきょうきょく

精選版 日本国語大辞典 「驚愕交響曲」の意味・読み・例文・類語

きょうがく‐こうきょうきょく キャウガクカウキャウキョク【驚愕交響曲】

ハイドン作曲の交響曲第九四番ト長調の俗称。一七九二年ロンドン初演第二楽章の突然のティンパニを伴うフォルティシモが聞く人を驚かせたというので、この名称がついた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「驚愕交響曲」の意味・わかりやすい解説

驚愕交響曲【きょうがくこうきょうきょく】

F.J.ハイドンの交響曲第94番ト長調。1791年に作曲され,翌年ロンドンで初演。〈ザロモンセット〉と呼ばれる12曲からなる交響曲の第6番目にあたり,第2楽章で突然強烈な全合奏が行われる。愛称の〈驚愕The Surprise〉は作曲家の命名ではなく,ロンドンの新聞の演奏評に由来

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android