驚駭(読み)キョウガイ

デジタル大辞泉 「驚駭」の意味・読み・例文・類語

きょう‐がい〔キヤウ‐〕【驚×駭】

[名](スル)非常に驚くこと。驚愕きょうがくけいがい
「誰か其長足の進歩に―せざるものあらんや」〈福沢学問のすゝめ

けい‐がい【×駭】

[名](スル)きょうがい(驚駭)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「驚駭」の意味・読み・例文・類語

きょう‐がい キャウ‥【驚駭】

〘名〙 恐れ驚くこと。けいがい。
懐風藻(751)釈智蔵伝「論雖蜂起、応対如流、皆屈服莫驚駭
学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉九「誰か其長足の進歩に驚駭せざるものあらんや」 〔墨子‐迎敵祠〕

けい‐がい【驚駭】

〘名〙 (「けい」は「驚」の漢音) おどろき、さわぐこと。びっくりすること。驚愕(きょうがく)。きょうがい。〔文明本節用集(室町中)〕〔史記魯仲連

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