骨筆(読み)コッピツ

デジタル大辞泉 「骨筆」の意味・読み・例文・類語

こっ‐ぴつ【骨筆】

牛骨などをとがらせて先端につけた筆記具カーボン紙複写用。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「骨筆」の意味・読み・例文・類語

こっ‐ぴつ【骨筆】

〘名〙 牛の骨などを先にとりつけた筆記用具。複写などに用いる。
冥土顔役(1957)〈島田一男〉私は殺さない「京子は、握っていた複写用の骨筆で、トントンと前の書類を叩いた」

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普及版 字通 「骨筆」の読み・字形・画数・意味

【骨筆】こつぴつ

写経の筆。

字通「骨」の項目を見る

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