高井喜三郎(読み)たかい きさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高井喜三郎」の解説

高井喜三郎 たかい-きさぶろう

1828-1870 明治時代一揆(いっき)指導者
文政11年生まれ。上野(こうずけ)群馬郡柴崎村の農民。明治2年高崎藩内におきた年貢減免騒動(五万石騒動)の際,佐藤三喜蔵らとともに農民を指導したが,藩吏に捕らえられ,明治3年2月4日処刑された。43歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「高井喜三郎」の解説

高井喜三郎

没年:明治3.2.4(1870.3.5)
生年:文政11(1828)
明治2(1869)年上野国(群馬県)高崎藩領45カ村の農民が年貢減免を求めて起こした高崎五万石騒動の指導者のひとり。群馬郡柴崎村(高崎市)の農民。のち逮捕,斬首。<参考文献>細野格城『高崎五万石騒動』(復刻,1975)

(落合延孝)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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