高橋圭三(読み)たかはしけいぞう

百科事典マイペディア 「高橋圭三」の意味・わかりやすい解説

高橋圭三【たかはしけいぞう】

アナウンサー。岩手県出身。高千穂高等商業学校(現,高千穂大学卒業。1942年にNHK日本放送協会)に入局し,テレビ番組の《私の秘密》や《紅白歌合戦》などで名司会者として人気を得た。1961年に退局し,民間放送移籍第1号として日本初のフリーアナウンサーとなった。〈どうも,どうも〉というセリフを多用したことでも知られる。1977年の参議院議員選挙全国区に無所属として出馬し初当選,当選後は自由民主党に所属して1983年まで1期を務めた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋圭三」の解説

高橋圭三 たかはし-けいぞう

1918-2002 昭和時代のアナウンサー,司会者。
大正7年9月9日生まれ。昭和17年NHKに入局。戦後,ラジオの「話の泉」,テレビの「私の秘密」「紅白歌合戦」などの司会で人気アナとなる。37年圭三プロダクションを設立,「日本レコード大賞」「新春スターかくし芸大会」などの司会をつとめた。52年参議院議員(自民党)。平成14年4月11日死去。83歳。岩手県出身。高千穂高商卒。

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