高橋竹山(初代)(読み)たかはし ちくざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋竹山(初代)」の解説

高橋竹山(初代) たかはし-ちくざん

1910-1998 昭和-平成時代の津軽三味線奏者。
明治43年6月17日生まれ。目が不自由なため15歳で門付け芸人に弟子入りして三味線を習得。戦後成田雲竹の伴奏をつとめ,津軽民謡を全国にひろめた。のち独奏者として活躍。昭和50年吉川英治文化賞。平成4年パリ公演をおこなう。平成10年2月5日死去。87歳。青森県出身。本名は定蔵。著作に「自伝・津軽三味線ひとり旅」。
格言など】三味線はたたくものでなく,弾くもの

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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