高橋義彦(読み)たかはし よしひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋義彦」の解説

高橋義彦 たかはし-よしひこ

1870-1931 明治-昭和時代前期の郷土史家。
明治3年3月10日生まれ。吉田東伍の弟。新潟県史蹟名勝天然記念物調査会主幹,新潟市史編修顧問をつとめる。大正6年越後(えちご)・佐渡関係史料の編集計画。14年「越佐史料」として第1巻を刊行以来,昭和6年までに6巻を出版。同年4月30日,未完のまま死去した。62歳。越後(新潟県)出身旧姓は旗野。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の高橋義彦の言及

【越佐史料】より

…越後,佐渡両国の編年史料集。新潟市大形の地主高橋義彦が兄の吉田東伍の志を継ぎ,東京帝国大学史料編纂掛の渡辺世祐,花見朔巳,布施秀治らの協力を得て編纂。《大日本史料》に範をとり,綱文をたて史料を配する。…

※「高橋義彦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android