精選版 日本国語大辞典 「高閣に束ぬ」の意味・読み・例文・類語
こうかく【高閣】 に 束(つか)ぬ
(東晉の庾翼(ゆよく)は、才名の高い杜乂(とがい)と殷浩(いんこう)を重んじないで、その書を高閣に束ね、天下が泰平になってから二人の任を論議すると語ったという「晉書‐庾翼伝」の故事から) 書物などを束ねて高い棚にのせたまま、利用しないさま。
※淡窓詩話(19C中)下「李・杜・王・孟諸家の詩は、之を高閣に束ねて読む人なし」 〔韓愈‐寄盧仝詩〕
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