鬼おどし(読み)おにおどし

世界大百科事典(旧版)内の鬼おどしの言及

【節分】より

…豆で身体を撫でて捨てる風もあり,これは災厄の祓と考えられよう。ヤキカガシとは,焼いた鰯の頭など臭気の強いものを豆の枝や鋭い葉をもつ柊(ひいらぎ)にさして家々の入口に掲げるもので,鬼の目突き,鬼おどしなどと呼ばれ,これも邪霊防御の手段とされている。また豆占いや,ヤキカガシを焼くときの虫の口封じの唱え言もかつては広く行われていた。…

※「鬼おどし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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