鬼も十八番茶も出花(読み)オニモジュウハチバンチャモデバナ

デジタル大辞泉 「鬼も十八番茶も出花」の意味・読み・例文・類語

おに十八じゅうはち番茶ばんちゃ出花でばな

鬼でも年ごろになれば少しは美しく見え、番茶でもいれたばかりは香りがある。器量が悪くても年ごろになれば少しは娘らしい魅力が出てくるということのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬼も十八番茶も出花」の意味・読み・例文・類語

おに【鬼】 も 十八(じゅうはち)番茶(ばんちゃ)も出花(でばな)

(醜い鬼も年頃になればそれなりに美しく見え、粗末な番茶も湯をついで出したばかりは味わいがよい、という意から) 醜い者も、年頃にはそれ相応に美しくなり、また、人の世の情けを解するようになるものだ、の意にいう。現在、女性についていうが、古くは、男女いずれにもいった。鬼も十七茨も花。鬼も十七山茶も煮端

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android