鬼海星(読み)オニヒトデ

デジタル大辞泉 「鬼海星」の意味・読み・例文・類語

おに‐ひとで【鬼海星】

オニヒトデ科のヒトデ。大形で直径約30センチ。黄色をし、腕は11~16本あり短く、表面は毒のあるとげで覆われる。イシサンゴ類肉質を食べ、紀伊半島以南の珊瑚礁さんごしょう海域に分布

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精選版 日本国語大辞典 「鬼海星」の意味・読み・例文・類語

おに‐ひとで【鬼海星】

〘名〙 オニヒトデ科の大形のヒトデ。紀伊半島以南の岩礁上やサンゴ礁の間の砂底にすむ。体は径二〇センチメートルに達し、中央盤は半球状で大きく、腕はふつう一三~一四本で短い。全体多数の堅いとげがある。色は青灰色または黄色。イシサンゴ類の肉質を食べ、骨格だけにするのでサンゴ礁の害敵とされる。原爆ヒトデ。〔生物学語彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鬼海星」の解説

鬼海星 (オニヒトデ)

学名Acanthaster planci
動物。オニヒトデ科のヒトデ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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