魂消る(読み)タマゲル

デジタル大辞泉 「魂消る」の意味・読み・例文・類語

たま・げる【消る】

[動ガ下一]《「たまきえる」の音変化》非常に驚く。肝をつぶす。びっくりする。たまぎる。「人出の多いのには―・げた」
[類語]驚く仰天びっくりどきっとするぎくっとするぎょっとする動転する喫驚きっきょうする驚愕きょうがくする驚倒する一驚する驚嘆する瞠目どうもくする恐れ入るあきれる唖然あぜんとする愕然がくぜんとする呆気あっけにとられる目を疑う目を丸くする目を見張る息をのむきもをつぶす腰を抜かす

たま‐ぎ・る【消る】

[動ラ五(四)]たまげる」に同じ。
「『人殺し!』と老婆の―・る声」〈木下尚江良人の自白
[動ラ下二]こわがる。びくびくする。
「いとほしやさらに心の幼びて―・れらるる恋もするかな」〈山家集・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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