鳩に三枝の礼あり(読み)はとにさんしのれいあり

精選版 日本国語大辞典 「鳩に三枝の礼あり」の意味・読み・例文・類語

はと【鳩】 に 三枝(さんし)の礼(れい)あり

子鳩は親鳩のとまっている枝より三枝下にとまって礼譲を守るということ。礼儀を重んずべきことのたとえにいう。「烏に反哺(はんぽ)の孝あり」と対にして用いることが多い。
※慈元抄(1510)下「鳩に三枝の礼有、烏に反哺の孝あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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