鴃舌(読み)ゲキゼツ

デジタル大辞泉 「鴃舌」の意味・読み・例文・類語

げき‐ぜつ【×鴃舌】

もずのさえずりの意》外国人の話す、意味のわからない言葉をいやしめていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鴃舌」の意味・読み・例文・類語

げき‐ぜつ【鴃舌】

〘名〙 (モズのさえずりの意から) 意味のわからない言葉。外国人などの話す、意味のわからない言葉をいやしめていう語。けつぜつ。〔布令字弁(1868‐72)〕
※薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩気質「其国訛の鴃舌なるに関せず、其京訛を話す時には喃喃詢詢として語語皆蜜あるを覚ゆ」 〔孟子‐滕文公〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android