鴫の看経(読み)しぎのかんきん

精選版 日本国語大辞典 「鴫の看経」の意味・読み・例文・類語

しぎ【鴫】 の 看経(かんきん)

シギが、田や沼などで、ただじっと立っているさまを、経をよむ姿に見立てていったもの。《季・秋》
※狂歌・堀河百首題狂歌集(1671)恋「まぶたさへあはで幾夜か暁の鴫のかんきんして果さまし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「鴫の看経」の意味・読み・例文・類語

しぎ看経かんきん

鴫が田の中などに静かに立っているさまを、経をよむ姿に見立てた語。 秋》

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