鴻上尚史(読み)こうかみ しょうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鴻上尚史」の解説

鴻上尚史 こうかみ-しょうじ

1958- 昭和後期-平成時代劇作家,演出家
昭和33年8月2日生まれ。早大在学中の昭和56年早大演劇研究会を核に劇団第三舞台を結成,「朝日のような夕日をつれて」で旗揚げ。平成7年「スナフキン手紙」で岸田国士戯曲賞虚構の劇団を結成,20年「グローブ・ジャングル」で旗揚げする。ラジオ,テレビ,映画,文筆と幅ひろく活躍。22年「グローブ・ジャングル」(虚構の劇団 旗揚げ三部作戯曲集)で読売文学賞。24年「第三舞台」を解散。日本劇団協議会理事,日本劇作家協会理事。愛媛県出身。

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百科事典マイペディア 「鴻上尚史」の意味・わかりやすい解説

鴻上尚史【こうかみしょうじ】

劇作家,演出家。愛媛県出身。1981年劇団第三舞台を結成して以来,時代を巧みにとりこんだ笑いと軽いノリのなかに不安な現代を描いた演劇で若い世代の支持を受ける。《モダン・ホラー》(1984年),《天使は瞳を閉じて》(1988年)など。エッセー,映画などでも才能を発揮している。

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