精選版 日本国語大辞典 「鶴膝」の意味・読み・例文・類語
かく‐しつ【鶴膝】
〘名〙
① =かくしっぷう(鶴膝風)
② 中国の詩の、理論上の語。六朝時代梁の沈約が唱えたもので、詩を作る上に避けるべき八つの欠点(八病(はっぺい))の一つ。五言詩の第一句と第三句の各五字目に同声の字を用いること。〔文鏡秘府論(809‐820頃)〕〔詩品‐序〕
③ 書法上の語。縦棒亅のはねたところがとがりのびたもの。趯(てき)の病としてこれをきらう。
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