小説家。新潟県西蒲原(にしかんばら)郡黒埼(くろさき)村(現新潟市)に生まれる。本名浩。早稲田(わせだ)大学英文科卒業。幼少年期から史談史話に親しみ、歴史に対して一家言をもつ。一時、事業に身を入れたが失敗。1935年(昭和10)から40年にかけて書き下ろし長編『吉野朝太平記』全6巻を発表。これによって第2回直木賞を得、歴史小説家として認められ、作家としての地位を確保した。以後、大衆向けの雑誌に多くの歴史小説を書く。『武家大名懐(ふところ)勘定物語』(1942)など、実証に支えられた好著で知られる。
[関口安義]
『『大衆文学大系26 鷲尾雨工他集』(1973・講談社)』
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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