鹵砂(読み)どうしゃ

世界大百科事典(旧版)内の鹵砂の言及

【塩化アンモニウム】より

…化学式NH4Cl。天然には,火山噴気孔付近に昇華鉱物鹵砂(ろしや)(〈どうしゃ〉とも読む)として産する。無色で,結晶は立方晶系。…

【アンモニウム塩】より

…アンモニアと酸または酸性酸化物との反応によって生ずる塩。一般式NH4X(Xは1価の酸基)。天然には,アンモニウムミョウバン(NH4)Al(SO4)2・12H2O,昇華鉱物磠砂(ろしや)NH4Clなどの形で産出する。通常,正四面体形のアンモニウムイオンNH4を含むイオン結晶である。分子容,結晶形,溶解度,含水塩の水和数,溶液内挙動,化学的性質などはアルカリ金属塩,とくにカリウム塩,ルビジウム塩とよく似ているが,次の点で異なっている。…

【塩化アンモニウム】より

…化学式NH4Cl。天然には,火山噴気孔付近に昇華鉱物鹵砂(ろしや)(〈どうしゃ〉とも読む)として産する。無色で,結晶は立方晶系。…

※「鹵砂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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