鹵莽(読み)ろもう

精選版 日本国語大辞典 「鹵莽」の意味・読み・例文・類語

ろ‐もう ‥マウ【鹵莽】

〘名〙 (形動)
塩分を含んだ土地と草の多い野原。土地の荒れ果てていること。また、そのさま。〔揚雄‐長楊賦〕
② 軽率で、粗略なこと。また、そのさま。粗略。粗忽。
※永平道元禅師清規(13C中)知事清規「験真偽、不鹵莽
※開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下「既に国内に之を論ずるすら猶且鹵莽にして漏す所多し」 〔荘子‐則陽〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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