鹿児島黒牛(読み)かごしまくろうし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「鹿児島黒牛」の解説

鹿児島黒牛[畜産]
かごしまくろうし

九州・沖縄地方、鹿児島県の地域ブランド。
鹿児島県産の黒毛和種牛の肉。明治時代には畜産試験場が設立されて研究が始められ、羽島牛・加世田牛・種子島牛などの牛に度重なる改良の後に誕生した。きめ細かくやわらかい肉質で、霜降り肉には旨味が凝縮されている。鹿児島県の黒毛和種生産量は全国一。2007(平成19)年8月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5071245号。地域団体商標の権利者は、鹿児島県経済農業協同組合連合会。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「鹿児島黒牛」の解説

鹿児島黒牛

鹿児島県で肥育された黒毛和種で去勢または未経産の雌牛牛肉。地域団体商標。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android