麒麟角(読み)きりんかく

精選版 日本国語大辞典 「麒麟角」の意味・読み・例文・類語

きりん‐かく【麒麟角】

〘名〙 トウダイグサ科低木。カナリア島原産で、観賞用に栽培される。茎は肉質で直立し、円柱状で四~六の稜がある。葉はなく、稜の上に長さ約六ミリメートルの黒色の刺(とげ)がある。茎頂に黄色の小花を開く。
談義本・当世穴穿(1769‐71)三「さっほう、あだん、きりんかく殿なども、わるくうろたへると、冬は引ぬいてじざいの上につるされ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android