麦蛾(読み)ばくが

精選版 日本国語大辞典 「麦蛾」の意味・読み・例文・類語

ばく‐が【麦蛾】

〘名〙 キバガ科の小形のガ。はね開張約一五ミリメートル。体・はねともに灰褐色を帯びる。成虫はムギの穂に産卵し、幼虫は貯蔵ムギ、コメトウモロコシなどの穀物を食べる害虫で、食入した穀粒中で越冬する。日本各地、全世界分布

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「麦蛾」の意味・読み・例文・類語

ばく‐が【麦×蛾】

キバガ科の昆虫。小形で灰褐色。幼虫は黄白色で、稲・麦の穂や貯蔵穀物を食害する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「麦蛾」の解説

麦蛾 (バクガ)

学名Sitotroga cerealella
動物。キバガ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android