デジタル大辞泉
「麦酒」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ビール【麦酒】
〘名〙 (bier)⸨ビア・ビヤ⸩
大麦の麦芽を水とともに加熱して糖化した液にホップを加え、さらに酵母を加えて
発酵させた
アルコール飲料。
アルコール分の希薄なものが多く、ホップ特有の苦味がある。《季・夏》
※和蘭問答(1724)「麦酒給見申候処、殊外悪敷物にて、何のあぢはひも無御座候。名はヒイルと申候」
むぎ‐ざけ【麦酒】
〘名〙 麦で醸造した酒。また、麦を原料とした酒。〔
塵芥(1510‐50頃)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ビール【麦酒 beer/bier(オランダ)】
大麦麦芽を発酵させ、ホップで風味を付けてつくる発泡性の醸造酒。乾燥した麦芽を砕いて適温に温めた水に浸し、麦芽に含まれる酵素を働かせてでん粉を糖化する。この液体にホップを加えて煮沸し、麦汁(ばくじゅう)とする。これに酵母を加え、発酵により糖分がアルコールと炭酸ガスに分解された状態のものを熟成させて製する。ホップに由来する香りと苦み、炭酸ガスによる爽快な飲み心地が特徴。麦芽・ホップ・水以外のものを用いることもあるが、酒税法では使用できる物品(麦、米、とうもろこし、こうりゃん、ばれいしょ、でんぷん、糖類又はカラメル)と使用割合(麦芽の重量の50%以下)が規定されている。アルコール度数は3~8度のものが多く、日本の大手メーカーで製造されるものでは5度がもっとも一般的。
出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報
普及版 字通
「麦酒」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報