麻小笥(読み)オゴケ

デジタル大辞泉 「麻小笥」の意味・読み・例文・類語

お‐ごけ〔を‐〕【麻小×笥】

麻笥おけ2」に同じ。
「ふるき―のそこ」〈浮・五人女・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「麻小笥」の意味・読み・例文・類語

お‐ごけ を‥【麻小笥】

〘名〙
梁塵秘抄(1179頃)二「頭(かうべ)に遊ぶは頭虱(かしらじらみ)、項(をなじ)の窩(くぼ)をぞ極めて食ふ、櫛の歯より天降(あまくだ)る、をごけの蓋にて命(めい)終はる」
手品一種。麻小笥の内にはいって身を隠しなどする術かという。
雍州府志(1684)八「傀儡之外、雲舞并幻術連飛(とび)、輪脱(わぬけ)、緒小桶(ヲゴケ)水操

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android