黄蝶(読み)きちょう

精選版 日本国語大辞典 「黄蝶」の意味・読み・例文・類語

き‐ちょう ‥テフ【黄蝶】

〘名〙
① シロチョウ科のチョウ。はねが黄色で黒くふちどられている。秋型のものは黒縁がほとんどなく前ばねの端にだけ残る。春から秋にかけて数回発生。幼虫緑色側面に白帯のあるアオムシで、ハギネムノキなどマメ科植物の葉を食害。本州以南の各地に分布
② 一般に、はねが黄色いチョウの総称キチョウツマグロキチョウなど。《季・春》
吾妻鏡‐文治二年(1186)五月一日「自去比黄蝶飛行」

こう‐ちょう クヮウテフ【黄蝶】

〘名〙 黄色の蝶。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔王建‐過綺岫宮〕

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デジタル大辞泉 「黄蝶」の意味・読み・例文・類語

き‐ちょう〔‐テフ〕【黄×蝶】

シロチョウ科のチョウ。はね開張約4.5センチ。翅は黄色く、夏型では前翅の黒い縁どりが目立つ。幼虫の食草ハギネムノキなど。東北地方南部から南に普通にみられる。 春》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「黄蝶」の解説

黄蝶 (キチョウ)

学名Eurema hecabe
動物。シロチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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