黄血塩(読み)オウケツエン

デジタル大辞泉 「黄血塩」の意味・読み・例文・類語

おうけつ‐えん〔ワウケツ‐〕【黄血塩】

フェロシアン化カリウム異称。黄色く、古くは動物血液などから製したのでこの名がある。

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精選版 日本国語大辞典 「黄血塩」の意味・読み・例文・類語

おうけつ‐えん ワウケツ‥【黄血塩】

〘名〙 フェロシアン化カリウムの通称。〔稿本化学語彙(1900)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「黄血塩」の意味・わかりやすい解説

黄血塩 (おうけつえん)

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化学辞典 第2版 「黄血塩」の解説

黄血塩
オウケツエン
yellow prussiate

[同義異語]ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「黄血塩」の意味・わかりやすい解説

黄血塩
おうけつえん

フェロシアン化カリウム

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黄血塩」の意味・わかりやすい解説

黄血塩
おうけつえん

ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の黄血塩の言及

【シアノ鉄錯塩】より


[ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム]
 化学式はK4[Fe(CN)6]・3H2O。俗称フェロシアン化カリウム,黄血塩,黄血カリなど。18世紀の半ばころすでに知られ,動物の血液などを鉄および炭酸カリウムと反応させてつくったので黄血塩の名がある。…

※「黄血塩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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