世界大百科事典(旧版)内の黄道傾斜角の言及
【章動】より
…章動の用語は,中国の古代に,19年間に7回の閏日を入れて,季節と月の朔望を合わせた暦法があり,19年を1章と呼んだことに由来する。主要章動は長径約9.″21,短径約6.″96の反時計回りの楕円を描く(図のεは地球の軌道面と地球の赤道面のつくる角度で,黄道傾斜角と呼ばれるもの)。天文章動には,長い間S.ニューカムの決めた数値を定数として使ってきたが,1984年から新定数に改められることになった。…
※「黄道傾斜角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」