黄金の子牛(読み)おうごんのこうし(英語表記)Zolotoi telënok

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黄金の子牛」の意味・わかりやすい解説

黄金の子牛
おうごんのこうし
Zolotoi telënok

ソ連の作家イリヤ・イリフ (1897~1937) とエブゲーニー・ペトロフ (03~42) の合作による長編小説。 1931年発表。時代はソ連社会ネップ (新経済政策) から社会主義建設に移っていく混乱期。当時の社会と官僚機構に風刺の矢を向け,ユーモアに満ちた苦い笑いを爆発させた。ソ連の代表的風刺文学

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android