黄金の波(読み)こがねのなみ

精選版 日本国語大辞典 「黄金の波」の意味・読み・例文・類語

こがね【黄金】 の 波(なみ)

① こがね色に輝いている波。陽光をうけてきらきらと光る水面金波
赤染衛門集(11C中)「おきてゐる菊の葉わけの露の上にこかねのなみの影ぞうつれる」
② 黄色く実った稲田一面に広がり、風に揺れるさまを波に見たてていう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「黄金の波」の意味・読み・例文・類語

こがね‐の‐なみ【黄金の波】

黄金色に輝く波。金波きんぱ。また、黄色く実った稲穂が風に揺れるようすを波に見立てていう。

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