黒ちり紙(読み)くろちりがみ

世界大百科事典(旧版)内の黒ちり紙の言及

【ちり紙(塵紙)】より

…なお,一般的には古紙を原料とした,機械ずきのちり紙が普及しており,懐中紙,落し紙などに使われる。機械ずきのちり紙は主として丸網抄紙機が使われ,上質の古紙を原料として十分に脱色した白ちり紙と,着色した古紙を原料として漂白が十分でない黒ちり紙の区別がある。近年はトイレットペーパー用とされることが多く,これは古紙に多少化学パルプを配合して,柔軟性,吸水性,強度をもたせたちり紙を巻いたものである。…

※「黒ちり紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android