黒井(読み)クロイ

デジタル大辞泉 「黒井」の意味・読み・例文・類語

くろい〔くろゐ〕【黒井】

姓氏の一。
[補説]「黒井」姓の人物
黒井健くろいけん
黒井千次くろいせんじ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「黒井」の意味・わかりやすい解説

黒井
くろい

兵庫県中東部、丹波市(たんばし)春日(かすが)町の中心地区。旧黒井町。周辺の物資集散地。JR福知山線黒井駅がある。戦国時代山城(やまじろ)遺構を残す黒井城別名、保月(ほげつ)城)跡があり国の史跡に指定されている。徳川3代将軍家光(いえみつ)の乳母(うば)、春日局(かすがのつぼね)の生地でもある。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒井」の意味・わかりやすい解説

黒井
くろい

兵庫県中東部,丹波市中東部の旧町域。 1955年4村と合体して春日町となり,2004年5町と合体して丹波市となった。播磨地方から京都に通じる交通要地で,14世紀赤松氏が城山 (356m) に城を構えた。現在は酪農の中心地。

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世界大百科事典(旧版)内の黒井の言及

【春日[町]】より

…由良川支流竹田川の上流域にあり,川沿いに水田が広がるほかは山地が大部分を占める。中心集落はJR福知山線の駅のある黒井で,中世に赤松氏,赤井氏が拠った黒井城跡がある。稲作と酪農を中心とする農業が主産業で,丹波ナスの産地としても知られ,観光梨園などもある。…

※「黒井」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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