黒油(読み)クロアブラ

デジタル大辞泉 「黒油」の意味・読み・例文・類語

くろ‐あぶら【黒油】

白髪しらが染めに用いた黒色鬢付びんつけ油。
「いればをおはぐろでごまかし、―でしらがをかくす」〈魯文安愚楽鍋

こく‐ゆ【黒油】

石油業界で、重油原油など、見た目が黒または黒褐色燃料総称黒物。→白油

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黒油」の意味・読み・例文・類語

くろ‐あぶら【黒油】

〘名〙 黒色の鬢付油(びんつけあぶら)白髪(しらが)染めに使う油。
※雑俳・雲鼓評万句合‐寛延三(1750)「黒油とろりと老の女郎買

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「黒油」の読み・字形・画数・意味

【黒油】こくゆ

黒い油。

字通「黒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android