黒猿(読み)クロザル

デジタル大辞泉 「黒猿」の意味・読み・例文・類語

くろ‐ざる【黒猿】

オナガザル科哺乳類スラウェシ島にすみ、全身黒色で、大きさ・体形ニホンザルに似る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黒猿」の意味・読み・例文・類語

くろ‐ざる【黒猿】

〘名〙 オナガザル科の哺乳類。ニホンザルと同属だが、目の上に突出した隆起があり、鼻先がやや長く、また頭頂の毛が立って毛冠となり、一見するとアフリカのヒヒ類に似る。体長六〇~七五センチメートル、尾はごく短いか、またはほとんどない。毛は長い羊毛状で黒色。樹上に小さな群をつくって生活する。スラウェシセレベス)島北部の森林だけにすむ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「黒猿」の解説

黒猿 (クロザル)

学名Macaca niger
動物。オナガザル科のサル

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android