鼠輩(読み)そはい

精選版 日本国語大辞典 「鼠輩」の意味・読み・例文・類語

そ‐はい【鼠輩】

〘名〙
ねずみ。ねずみども。
※南海先生文集(1784)一・悼猫「玳柔毛聰夙成、鼠輩竄跡夜太平」
② とるに足りない者。つまらない者。軽蔑すべきやつ。人を卑しめていう語。
※読本・昔話稲妻表紙(1806)一「汝等がごとき鼠輩(ソハイ)はおろか」 〔魏志‐華佗伝〕

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デジタル大辞泉 「鼠輩」の意味・読み・例文・類語

そ‐はい【×鼠輩】

ネズミのように取るに足りない者。つまらない連中。
「数にも足らぬ―の小賊一名ひとりのがさず」〈染崎延房・近世紀聞〉
[類語]匹夫小人小物小人物

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普及版 字通 「鼠輩」の読み・字形・画数・意味

【鼠輩】そはい

小人ばら。

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