ウスチイリムスク(英語表記)Ust'-Ilimsk

デジタル大辞泉 「ウスチイリムスク」の意味・読み・例文・類語

ウスチ‐イリムスク(Ust'-Ilimsk/Усть-Илимск)

ロシア連邦中部、イルクーツク州都市アンガラ川とイリム川の合流点付近に位置する。1966年のウスチイリムスクダムおよび水力発電所建設に伴ってつくられた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウスチイリムスク」の意味・わかりやすい解説

ウスチイリムスク
Ust'-Ilimsk

ロシア中東部,東シベリア南部,イルクーツク州の都市。ブラーツク北北東約 200km,アンガラ川にのぞむ新興工業都市。ブラーツク水力発電所に次いで,1963年アンガラ川にウスチイリムスク水力発電所 (出力 430万 kW) の建設が始り,これに伴って町がつくられ,73年市となった。コメコン加盟国と協同で建設されたパルプ・製紙コンプレックス (複合体) がある。またブラーツクとともに産業コンプレックスをつくり,発展しつつある。シベリア横断鉄道の支線タイシェト-ウスチクート線から分岐する鉄道が市まで延びている。人口 11万 2200 (1991推計) 。

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