世界大百科事典(旧版)内の《つげのまくら》の言及
【調和】より
…その後は活動の分野を〈前句付〉へひろげ,《洗朱(あらいしゆ)》《風月の童(わらわ)》《相槌》《十の指》など高点句集を刊行,不角らとともに有力な点者となった。1707年(宝永4)一派の子英を中心に,其角,沾徳(せんとく)らの洒落風俳諧の流行に対して正風体を主張した《つげのまくら》を刊行したが,俳壇の主流とはなりえなかった。他に俳諧撰集として《夕紅(ゆうくれない)》《面々硯(めんめんすずり)》などがある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」