《とらわれ人》(読み)とらわれびと

世界大百科事典(旧版)内の《とらわれ人》の言及

【ダラピッコラ】より

…フィレンツェのケルビーニ音楽院に学び,1934‐67年母校でピアノを教えた。1920年代にドビュッシー,30年代にシェーンベルク,ベルク,ウェーベルンに影響を受け,全音階主義と半音階主義を経て歌劇《とらわれ人》(1948)より完全な十二音技法を採るにいたる。歌劇《夜間飛行》(1938),宗教劇《ヨブ》(1950),室内声楽曲《ギリシアの詩》(1945),歌曲《ゲーテ歌曲集》(1953),合唱曲《解放の歌》(1955)など,イタリア的感性による声楽作品を書く。…

※「《とらわれ人》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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